サステナビリティマネジメント

体制図

国分グループでは、国分グループ本社(株)経営企画部にサステナビリティ推進課を設置し、グループ全体でサステナビリティを推進するための体制を整えています。
国分グループ本社(株)経営統括本部長(代表取締役社長執行役員 兼 COO)である國分晃が委員長となり、国分グループ本社の各部門長やグループ会社の代表取締役などがメンバーとなるサステナビリティ委員会を設置しています。この委員会では、SDGsに取り組むための方針や施策について審議し、決定しています。

サステナビリティ体制図 サステナビリティ体制図

SDGsステートメント

300年間紡いだ商いを、
次世代に繋げていく。
私たちは食を通じて世界の人々の
幸せと笑顔を創造します。

1712年の創業以来、国分グループは300余年にわたり食の文化を紡いできました。
社会情勢やライフスタイルの変化、自然災害など事業の継続が危ぶまれた出来事も数多くありました。
しかし、先人たちはいかなる困難にも事業継続の強い意志と対応力により、食のサステナビリティを追求し、現在へとその経験を繋ぎました。
私たちはこのDNAを、次の世代へと継承していかなければなりません。
食を通じて、世界中の人々が心から笑顔になり、幸せになる。そんな社会を創っていきます。

私たちのマテリアリティ

私たちは卸売業という流通での立ち位置を最大限に活かし、生産者から生活者までの結節点となり、さまざまなパートナーと手を携え共通の目標に向かって進んでいきます。
そして、常にその目標に向き合い、皆様とともに世界の人々の幸せと笑顔を創る「食」を未来へ繋いでいきます。

地球環境
  • 温室効果ガス排出量の削減
  • プラスチック廃棄物の排出抑制
食糧生産
  • 環境・社会に配慮した食糧資源の持続的な利用
  • 持続的に食糧資源を利用し、健康的で生産者が元気になれる新しい食への挑戦を行う
サプライチェーン
  • 流通にかかわるエネルギー使用量の効率化・改善
  • 食品のロス及び食品や食品以外の廃棄物削減
マーケティング
  • 様々な情報をインテリジェンス化しバリューチェーンで活用する
  • 生活者が楽しみながら食の理解を深められる活動を実践する
生活者
  • 災害時や緊急時における食糧品調達と供給体制の整備
  • すべての生活者に食を中心とした快適な買い物の場を届ける
人財
  • 持続的な成長のための次世代リーダー育成
  • ダイバーシティを定着させ、コーポレートガバナンスの保たれた経営体制を構築するとともに、多様な価値観を持つ人材の育成を行う

リスクマネジメント

考え方・方針

国分グループでは、企業を取り巻く環境の変化に対応し、リスク発生の未然防止および発生時の損害の最小化を図るため、2016年度よりグループ全体のリスクマネジメント活動を開始しました。2年に一度、グループ各社にリスクに関する洗い出しを実施し、その中で緊急性・重要性の高いものを抽出し、優先順位を付けた上で、重要意思決定機関である経営会議にて情報を共有し、対応しています。

リスク管理体制

国分グループ本社の法務部リスクマネジメント課が事務局となり、国分グループ本社のリスク主管部門とともに、リスク情報の収集・把握、分析、対応策の検討、報告、是正・モニタリングなどの活動を推進しています。また、グループ各社のリスク管理責任者と年2回、リスクマネジメント活動を共有し、進捗の確認と促進を図っています。

グループリスク管理体制

グループリスク管理体制

コンプライアンス

考え方・方針

国分グループは、企業理念、企業文化の根底として、社是に「信用」を掲げ、社是を守り続けていくための行動憲章・行動規範に「平成の帳目」を定めています。また法令順守のための各種規程を策定するなど、さまざまな対応を行っています。

コンプライアンス推進体制

国分グループ本社(株)取締役執行役員コンプライアンス室長を責任者とし、コンプライアンス室が推進を担っています。国分グループでは2021年度より自己点検制度を設け、3つのディフェンスラインの役割分担を明確にし、法令順守や社内規程などが確実に守られているかどうか、 定期的に確認しています。2022年度からは第3ディフェンスの監査部門と第2ディフェンスが連携してチェック項目のブラッシュアップを行い、さらなる改善に向けた取り組みを行っています。

目指す内部統制の体制

ディフェンスラインごとの内部統制上の役割
ディフェンス
ライン
部署 必要とされる役割・機能
1

ディフェンス
現場

(エリアカンパニー、カテゴリーカンパニー、事業会社、グループ本社)

  • 主管部署が提示するルールを順守
  • 現場自らの定期的なチェック
2

ディフェンス
本社主管部署

(グループ本社|管理部門、統括系部門)

  • 主管とする業務のルールの制定と周知
  • 上記ルールの改定・形骸化防止
  • 現場における業務のサポートと実施状況の確認
3

ディフェンス
監査室
  • 遵法精神の醸成、内部統制マインドの浸透啓発
  • 会社全体のルール順守の統括
  • 現場の業務運営状況のチェック
  • 現場と主管部署との橋渡し・連携強化対応