国分の今を知る
2025年11月21日
「食×運動」の可能性を探る挑戦
国分グループがTリーグと
ともに描く未来
卓球Tリーグとの連携を通じて「食」と「運動」を掛け合わせた、新たな価値の創出に挑戦しています。
本記事は、2025年11月21日の更新時点の情報です。
「食を通じて世界の人々の幸せと笑顔を創造する」
国分グループはこの一節を企業理念に据え、
健康で豊かな暮らしの実現に向けて、さまざまな取り組みを続けています。
2024年8月、一般社団法人Tリーグとウエルネスパートナー契約を締結し、2027年6月までの約3年間、生活者の健康を応援する共創型パートナーシップの取り組みを進める運びとなりました。そして今、Tリーグとの連携を通じて「食」と「運動」を掛け合わせた、新たな価値の創出に挑戦しています。
今回、Tリーグ理事長補佐・宮﨑義仁氏をお招きし、国分グループ本社 専務・鈴木嘉一との対談が実現しました。
スペシャル対談
「食」と「運動」を通じた
健康促進支援・地域社会貢献とその先にある未来の姿
左：国分グループ本社 専務 鈴木 嘉一
- 宮﨑 義仁 氏
- 中学から卓球をはじめ、日本代表選手として1988年ソウルオリンピック出場。
その後、監督としてトップアスリートの育成に尽力。日本卓球協会の運営、Tリーグの設立、テレビ解説など、日本の卓球界を牽引する。 - 鈴木 嘉一
- 中学時代は陸上のスプリンター（短距離走者）、高校・大学時代はラグビーに情熱を注ぐ。国分入社後は、営業やマーケティング、営業推進、フードサービスをはじめ、さまざまな職務を歴任し、現在は専務として全国の営業を統括する。
国分グループとTリーグがタッグを組むことになった背景や、企業とスポーツ団体が協力する意義企業とスポーツ団体の連携で社会を元気に
鈴木
国分グループはSDGsステートメントおよび企業理念のサブワードの一節に「食を通じて世界の人々の幸せと笑顔を創造します」と掲げていますが、幸せ・笑顔であるための土台として「健康」が欠かせません。
「健康」というテーマに対して、私たちが果たす役割というものが、十分に発揮できていないと感じていましたが、スポーツや文化の力を「健康」や「社会貢献」に生かせないかと模索していた時に、Tリーグとのご縁がありました。
Tリーグは「卓球を通じて人生を豊かにする」という理念の実現に向け、卓球の魅力を伝え、人々の健康促進を支援し、ウエルネス社会の実現に取り組んでいます。私たち国分グループの理念や目指す方向性と、どこか通じる部分もあると感じました。
宮﨑氏
私たちTリーグとしても卓球界を強化するだけでなく、「卓球を通じて人生を豊かにしたい」「健康をもっと広めていきたい」という思いがあります。スポーツはアスリートのためだけではなく、また競技で1位になることだけが目的ではありません。
多くの方々が実際に卓球を行うことで、健康になる。卓球選手、応援してくれる人など、卓球に関わるすべての企業、すべての人が健康で幸せになることを目指しています。
そして企業と連携することで、卓球の魅力だけでなく、食や健康、地域社会への貢献まで一緒に考えていける。ウエルネスパートナーとして、企業の皆さんと協力しながら社会全体を元気にしたいですね。
国分グループの「健康」を軸にした取り組み「食」×「運動」で本質的な「健康」を支える
鈴木
ヘルスケア統括部の設置や、健康志向商品の企画・開発、健康管理アプリの展開や自治体と進める減塩普及活動など、いろいろな角度で「食を通じた健康」を支える取り組みをしてきました。
ただ、それだけでは本質的な意味での健康づくりは難しい。健康には「栄養」「運動」「睡眠」という3大要素があり、やはり「栄養」を支える「食」のほかに、「運動」「睡眠」が揃って初めて健康が成り立つため、三位一体でトータルに健康を支えていくことが大切だと感じています。
卓球との連携を通じて、運動の楽しさや大切さを伝えながら「本質的な健康」を見出していきたいですね。
宮﨑氏
選手たちは小さい頃から食の大切さを学んでいますし、私もアスリートでしたから「栄養」「運動」「睡眠」、この3大要素の重要性はよく理解しています。
国分グループとの連携で、さらに「食」の場面での広がりに期待しています。広い意味では「ともに国民の健康をどう守っていくか」ということにもつながっていきますね。
鈴木
スーパーへ買い物にくるお客様は「今日は何を作ろうか」「昨日は飲みすぎたからさっぱりしたものが食べたい」など、何らかの目的意識を持っていて、その中で「健康」を意識することは少なからずあります。
その「健康」をどれだけ提案できるかは、私たち食品卸の腕の見せ所でもあると思います。健康を意識した商品そのものだけではなく、健康測定会のような、体験型の提案も行っていますが、今後さらにアイデアを膨らませていきたいですね。介護施設にも食材を納めていて、これからさらに高齢化が進む中、社会全体の健康を支えていきたい。
最近は子ども食堂との取り組みも増えてきています。
宮﨑氏
卓球は、世代や体力の差があっても、3歳から100歳まで誰でも参加できる生涯スポーツで、世代を超えて楽しめるのが一番の魅力です。さらに、脳の活性化やコミュニケーション促進にもつながり、認知症予防や体力維持にも効果的という報告もあります。健康寿命を延ばしていこうとする中で、卓球が選ばれている。
最近はミニ卓球台やラージボールなど、初心者や年配の方でも気軽に楽しめるような工夫も増えています。ラリーをすることで、人間的なつながりが生まれるのも卓球ならではですね。
卓球がつなぐ多様な交流と地域共創地域共創や課題解決にも注力するなか、
卓球との連携で期待できる広がりや可能性
鈴木
全国各地で、地域のスーパーや自治体、メーカーと一緒に、地域課題の解決や地域活性化に取り組んでいますが、卓球なら、場所や道具も簡単に揃うので、地域のイベントや福祉施設、商業施設、空港など、いろいろな場面で幅広い世代の交流や健康促進につなげられると思います。
（スーパーマーケット・トレードショー2025）
たとえば、子ども食堂と老人ホームを掛け合わせて、卓球イベントを開くという企画も進んでいますし、横浜中華街での卓球イベントの開催も検討中です。横浜中華街は華やかでありながら、コロナ禍以降、完全な復活には至っていません。それを盛り立てていきたい。
その他、以前より社内で開催して好評だった「健康睡眠セミナー」をさらに内容を充実させて開催するなど、企画がいろいろと出てきている段階なので、今後も地域ごとのアイデアを少しずつ横展開していきたいですね。
宮﨑氏
そうですね。
卓球は世界で普及しているスポーツの一つで、外国の方にも馴染みがあります。小さなスペースがあれば楽しめますし、ラリーを続けていくと、世代や国籍を超えたコミュニケーションが生まれます。
今後は、誰もが簡単に利用できるように、卓球台をもっといろいろな場所に置いて、健康的な卓球文化を広く根付かせたいですね。
今後の展望やメッセージ社会に新たな価値を創出する幸せ、豊かさを実感してほしい
宮﨑氏
可能性は無限にあると思います。
例えば、気候変動により真夏の炎天下では外で遊ぶことが難しく、そういった観点では卓球は屋内競技として、気軽にできる点でも注目されています。これからも選ばれるスポーツになるのではないか。そこに「食」を絡めて健康寿命を延ばしていくことは、社会に大きな意義を生み出すと思います。
国分グループとして、どんなことができるか、どんな提案ができるか、そういうことを考えて仕事ができるのは幸せなことだと思います。「何のために働くか」という視点も、とても重要です。自分のため、家族のため、広くは社会のため。仕事を通じて社会や誰かの役に立つことは、それが巡り巡って自分や家族の幸せとして還元されます。
そして、国分グループの社員一人一人が豊かに仕事をすることは、会社を大きく発展させます。ぜひいろいろな発想やアイデアでチャレンジし、社会に貢献する幸せや、人生の豊かさを実感してほしいですね。
鈴木
企業として社会に価値を創出することは意義が深い。フェアトレード「トニーズ チョコロンリー 」の輸入販売や、捨てられてしまうウナギの頭を活用した「だし麺 浜名湖産鰻だし白湯らーめん」の開発など、国分グループはさまざまな価値を創出している。
そういったところに、私たち国分グループの存在価値を見出すこともできる。
国分グループとTリーグ、食と卓球で何ができるのか、提案を考えるだけでも発想力が豊かになっていきます。国分グループは多くのお取引先様やパートナーがいて、その幅広いネットワークや機能を生かすことで、今後さらに「健康」や「ウエルネス」の新しい価値を創り出していけると思います。
Tリーグとの連携を通じて、価値創造を実現することで、業界全体の発展に貢献していきたいと思います。
数量限定！
「Tリーグ」×「K&K缶つま」の
コラボレーション商品
オリジナルステッカー付
「Tリーグ × K&K缶つまSmoke鮭ハラス」を発売中
缶つまの中でも人気の高い「K&K缶つまSmoke鮭ハラス」を Tリーグオリジナルパッケージ仕様で販売。オリジナルパッケージには昨シーズンファイナル進出チーム4選手が登場！オリジナルパッケージに加えて、オリジナルステッカーが封入されています！
Tリーグ試合会場とROJI日本橋ONLINE STOREでしか手に入らない、特別なコラボ商品です。
