資源の適正管理と
有効活用
3Rの推進(廃棄物の適正管理)
当社は、サプライチェーンにおける中間流通業者として、「環境負荷の最小化」と「資源の最大限の有効活用」を二大原則とし、以下の優先順位に基づき、全事業活動を通じて3Rを推進しています。
1. Reduce(発生抑制)
「まず使わない・無駄にしない」という意識を徹底し、食品廃棄物の発生を最小限に抑える取り組みと、資源の効率的な利用を追求しています。
また、サプライチェーン全体を通じた食品ロス削減として、高度な需要予測に基づく在庫の適正化と、「3分の1ルール」緩和への貢献を通じ、サプライチェーン全体で食品廃棄物の発生を抑制するよう努めています。
2. Reuse(再利用)
廃棄物処理について、国分グループでは安心してお取引頂けるよう「廃棄物管理」を強化しています。使用済みの物品を廃棄する前に、資源を無駄にしないよう、再利用できる道を確保することを義務付けています。2013年よりパートナーである管理会社・廃棄物処理会社との協業により、廃棄物管理システムを構築し、廃棄物のトレーサビリティー向上や効率的な管理をすすめるとともに法令に基づく適正な処理を行っています。
3. Recycle(再生利用)
それでも発生してしまう廃棄物は、可能な限り資源として再生できるよう、適切な分別と管理を徹底し、資源化率の向上を図ります。倉庫内で発生する段ボール、ストレッチフィルム、オフィスでの紙類などの廃棄物について、正しい分別方法を明確化し、資源化基準を設定しています。
資源循環(サーキュラーエコノミーの実現)
3Rの先に私たちが目指すのは、資源を捨てない経済、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現です。
マテリアリティとして掲げる「食品ロス・食品廃棄物の削減」目標を達成するため、当社は中間流通業者として以下の二側面から資源循環を推進します。
一つは、サプライチェーン全体を通じた食品の適切な管理と、未利用資源のアップサイクルによる高付加価値化です。もう一つは、食料生産支援を通じて生産者・一次加工業者の食品廃棄を削減することです。徹底した資源活用とサプライチェーン連携により、環境負荷の低減と持続可能な食の未来に貢献します。
資源化率の向上と取り組み
食品ロス削減と多段階リサイクル
当社は、「食品ロス削減に関する社内ルール」を定め、多段階のルールに基づき食品廃棄物の資源化を徹底しています。また、マテリアリティの一つである「食品ロス・食品廃棄物の削減」のアクションプランでは、「サプライチェーンを通じた食品の適切な管理や廃棄される食品資源の活用により、食品ロスの削減に貢献する」、「食料生産支援により生産者・一次加工業者の生産性を高め、食品廃棄の削減に貢献する」を設定しています。
Reduceの徹底
高度な需要予測システムに基づく在庫の適正化、および「3分の1ルール」の緩和など商慣習の見直しへの貢献を通じて、食品廃棄物の発生自体を最小限に抑えます。
多段階リサイクル
次にフードバンク等の活用を最優先し、社会に役立てます。それがかなわない場合に限り、肥料化、飼料化、燃料化という「食品ロス削減に関する社内ルール」に基づいたリサイクルを経て、最終処分量を極限まで削減するよう努めています。
未利用資源のアップサイクル推進
一般的なリサイクル(堆肥化、飼料化など)に留まらず、サプライチェーン上の生産者・一次加工業者と協力して廃棄物・副産物に新たな付加価値を与えるアップサイクルを積極的に推進しています。規格外の野菜や果汁などを原料としたソースや割材などの製品化を通じて、資源の価値を最大限に高め、新しい市場へと還流させています。
プラスチック資源循環
プラスチックの熱回収方法以外のリサイクル率40%目標達成に向け、物流センターで排出されるストレッチフィルムなどのプラスチック類を重点管理対象としています。高度な分別体制とリサイクルルートを確立することで、物流資材の徹底した資源循環に貢献します。
教育・研修体制
環境研修の実施
食品廃棄について自らが排出した食品がどう処理されるのかを体験するため、食品リサイクル施設見学会や処分施設見学会を実施し、廃棄物の減量化に努めています。
環境社会検定試験(eco検定)®の推奨
東京商工会議所が主催する環境社会検定試験(eco検定)®の取得を全社員に推奨しています。環境全般の知識習得や「Eco-ゴコロ」の醸成のため、試験の前に対策ゼミを開催するなど、資格取得に向けての体制を整えています。2020年からは、WEBセミナーの開催、対策ゼミのコンテンツ配信など、受験者フォロー策を充実させています。