Interview国分の社員たち
わたしの職務経歴書
「健康」を軸に、
価値創造を追求する
【ヘルスケア】
PROFILE
新卒入社(グループキャリア)
Numa沼間
栄養学部 卒
国分グループ本社株式会社
ヘルスケア統括部 事業推進課
2020年に新卒で入社。大阪での勤務を経て、現在は東京本社にて管理栄養士の資格を活かした健康事業に携わる。「食」への探究心が強く、趣味の旅行では各地の郷土料理や食文化に触れることを大切にしている。自らが食を楽しむ姿勢を原動力に、日々の業務ではモノだけでなく健康という価値(コト)を届けるビジネスを開拓中。
※所属部署・掲載内容は取材当時のものです
CHAPTER_01
病院での経験を機に、食の世界へ
「人々の、健康で幸せな暮らしに貢献したい」というのが、私の就職活動の軸でした。食べることがすごく好きで、大学でも食につながることを学びたいと思って栄養学を専攻したんです。そのとき授業の一環で行われた病院での実習で、三週間、実際に働いたことがありました。病院で提供される食事って、例えば糖尿病の方ならご飯は何グラムまで、といったように厳格に基準が定められてるんです。知識としては知っていたけど、患者さんの部屋まで食事の配膳をして会話をする中でその現実に向き合うと、こんなにも食べるものが制限されるのかとやりきれない気持ちになりました。私自身、食べることが大好きなだけに余計に胸が痛みました。その経験から生活習慣の改善などによって病気を未然に防ぐ、いわゆる未病対策を通じて人の健康に貢献したいと考えるようになり、食品業界に興味を持ったんです。
最初はずっと食品メーカーを見ていたんですが、合同説明会で国分グループと出会い、面接では就活生一人ひとりと向き合おうとする誠実さを感じました。これまでたくさんの人に助けられ、支え合いながら生きてきた私にとっては、「信用」という社是も魅力を感じ、仲間を信頼できる環境でこそ自分の力を発揮できると考えました。こうした人の良さに加え、多様な食品を取り扱いながら自由度の高い仕事ができる国分なら、未病の段階で人々の健康を守り、幸せな暮らしに貢献するという目標に向けていろんなチャレンジができると思って、入社を決めました。
CHAPTER_02
健康に特化して
「コト売り」ビジネスを開拓
入社してからのギャップはほとんどありませんでしたが、想像以上にたくさんの事業や部署があることに驚きました。配属されるまで、ヘルスケアの部署があることも知らなかったんですよ。営業や商品開発を志望していたので、辞令が出たときは「どこ?」みたいな感じでした(笑)。ヘルスケア統括部は健康というジャンルに特化した部署で、モノ売りではなく*コト売りの推進に向けてさまざまな取り組みを行っています。営業や商品開発と一緒に健康軸での提案や新商品の開発を行ったり、さまざまな企業とタッグを組んで健康指導や快眠セミナーなどのイベントを実施したり、地方自治体と連携して住民の方々に向けた健康な食生活のための啓発活動を行ったりと、商品(モノ)ではなく価値(コト)を提供するビジネスモデルの構築をミッションとしています。私は部署内で唯一の管理栄養士として、健康イベントにおける栄養指導、減塩レシピやレストランメニュー開発など、資格を活かせる業務に携わる機会が多いですね。一例として、スーパーマーケットの店内に設けられているコミュニティスペースを使って、来店されたお客様に向けた健康づくり支援があります。無料で利用できる健康測定器を置いて、測定結果に応じて食事のアドバイスをしたり、健康状態に合ったレシピをお渡ししたりする、地域の保健室のような取り組みですね。血圧やお肌の状態など8種の測定項目に応じたレシピを毎月更新しています。そのほか、社内でもさまざまな取り組みを行っており、最近では国分に在籍している全国の管理栄養士たちが集まる会議を主催しました。これまで首都圏の管理栄養士がチームを組んで社員食堂で健康メニューを提供してきたんですけど、それが東北や中部でもプロジェクトとして動き出していて。この動きをより活性化していくために情報交換の場を設けようということで、2日間にわたって開催しました。初めての試みで運営上の課題はありましたが、管理栄養士同士のコミュニケーションも深まる良い機会だったと思っています。
コト売り・・・商品を売るだけでなく、サービスや機能などあらゆるソリューションを提供することで目に見えない付加価値を生む国分グループの事業スタンス。
CHAPTER_03
ダイエット企画の成功が、
新たな学びと自信につながった
ヘルスケア統括部は発足してからの年数が浅く、前例のないことに手探りで挑んでいくベンチャー気質の部署です。あるとき、複数の企業が協業して食事記録管理ができるヘルスケアアプリを開発し、国分がその拡販を担うという案件があって、ヘルスケア統括部で私が担当することになりました。アプリはリリース直後で認知度が低く、活用者の事例も全く無かったので、ユーザー数を増やすための道筋をイチから立てていく必要があって。まずは利用実績を作るために、社員の皆さんに使っていただこうと考えました。そもそも国分が関わっているのに社内でも利用者がほとんどいなかったので、認知度向上にもつながって一石二鳥だという狙いもありました。そうして立ち上げたのが、アプリを使った「1ヶ月でマイナス3kg減量チャレンジ」企画です。社内公募で集まった9名を対象として、アプリで毎日の食事記録を行ってもらい、週に一回、その記録や体重の推移をもとに私から栄養や食事に関するアドバイスを実施して、実践していただきました。そして1ヶ月後、見事に平均マイナス3.8kgを達成することができ、目標達成。社内でのアプリ利用者も増え、アプリの有用性と実効性を示す事例を作ることもできました。
企画のスタートが決まったとき、すごくプレッシャーが大きかったのを覚えています。もちろん減量に失敗しても問題になるわけではないのですが、これまで経験してきたスーパーマーケット等での栄養指導はいずれも一度きりなので、伝えるべきことを伝えたらそれで終わり。その後にお客様の食生活や健康状態が改善したかどうかまでは分からないんですよね。それが初めて一定期間をかけた伴走型の指導に挑戦し、3kg減という明確な目標もあったので、管理栄養士としての指導がちゃんとできるのか、という不安があったんです。とにかく自分にできることを、と管理栄養士の知識についてもう一度学び直しました。さらに心理学も勉強して、アドバイスを守れずに食べすぎたとしても本人を責めたり否定したりしないよう、相手の心情に寄り添うコミュニケーションを心がけました。本人が自然とやる気を出せるよう「食べる量を減らす」ではなく「別のものに置き換える」といった食事面での提案をしたり、一緒に食事記録を読み上げることで食べ過ぎに自ら気づいてもらうように促してみたり、中には指導をしても食べ過ぎちゃう人はいるので、そういう方には少し強めに言ってみたり。企画に参加してくれた時点で自分を変えようという気持ちはあるはずなので、相手によって方法を変えて試行錯誤しながら指導を行いました。
この企画を通じて嬉しかったのが、一人ひとりの食事記録も細かくチェックして指導内容を考えて、学び直しや心理学的なアプローチを実践するなど、自分なりにできることを全てやり切ったことで結果が出せたことでした。この企画が始まった当初は不安が大きかったんですけど、今となってはこの経験を積んだことによって大きく成長できたと感じます。「どんなことでもまずはやってみる」という姿勢で、ゼロからイチを生み出していく。不安や懸念があっても、やりながら考えていけばいい。そういう仕事は大変だけど楽しいですね。やりがいってこういうことなんだなと思えるし、まだまだ成長したいっていう意欲が湧いてくる。そんな経験でした。
CHAPTER_04
最初は拒んでいた、
管理栄養士としての仕事
正直に言うと、私、管理栄養士という資格を使った仕事はしたくないと思ってたんです。どんな仕事をするのかがイメージができてしまうし、そうじゃない仕事がしたいから国分に入社したということもあったので、できるだけ資格に引っ張られない仕事がしたかった。でも社内外でいろんな人に出会うと、やっぱり管理栄養士であることに注目されるんですよね。最初は微妙な気持ちだったんですが、次第に自分の価値として前向きに捉えられるようになって、この資格を今の仕事に活かせばいい、と思えるようになったんです。それからは資格の力を最大限に活用するために、フードコーディネーターとか食育アドバイザーとか、民間の資格もいろいろ取得しました。管理栄養士の知識と重なってくる部分があるので、視野が広がっていくんですよね。国分は業務上必要な資格であればその取得にかかる費用を会社が負担してくれるので、どんどん取ってやろうと思ってました(笑)。研修も充実していて、ファシリテーション研修、ロジカルシンキング研修、資料作成研修といったビジネススキル系もあれば、社員の幸福度向上のための研修や女性キャリアデザイン研修といった生き方に関わるものまで、多種多様なプログラムが用意されています。中でも面白かったのが、真っ暗闇の中で行うビジネスワークショップです。初対面の社員の方々と複数人のチームを組んで課題に取り組んでいくんですが、何も見えない分、普段は考えないような工夫をしながらコミュニケーションを取って、終わる頃には互いの距離感がすごく近くなっていたので、ビックリしましたね。
CHAPTER_05
キャリアと人生を両立させ、
ヘルスケア事業を盛り上げていく
これからもヘルスケア統括部として、コト売りによる価値創造をもっと追求していきたいです。健康イベントやアプリなどのコンテンツは、ちゃんと届けることさえできればきっといろんな人の役に立てると思う。食品業界だけじゃなくて異業種も視野に入れて販路を開拓していくことで、可能性はいくらでも広がっていくはずです。その中で私は管理栄養士としての専門性を磨き、国分の健康軸の強みをさらに発展させるプロフェッショナルになること、そして将来的にはより広い視点で事業の成長に貢献できる人材になりたいと考えています。それと同時に、自身のライフステージの変化も大切にしながら、柔軟にキャリアを重ねていきたい。そうして仕事と人生の双方を大切にし、楽しみながら働き続ける姿が、結果として後に続く後輩たちにとっての「一つの道標」や「安心感」になれば嬉しいです。就活中の皆さんにお伝えしたいのは、国分の面接は人事だけでなく、現場の社員も担当しているということです。入社して驚いたのが、いつも一緒にランチを食べている先輩が、食べ終わると「じゃあ次、面接だから」と日常の延長のように向かっていく姿でした。 就活時の私はいわゆる「面接官」という響きにガチガチに緊張していましたが、こんなにフランクな雰囲気なら、もっと肩の力を抜いて行けばよかったと思ったほどです(笑)。ですから皆さんも、面接だと思わず「会話」を楽しむつもりで、リラックスして臨んでください。
国分って歴史ある企業というイメージが強いと思うんですが、「信用」という社是を掲げている通り人との関わりを大切にしていて、穏やかで温かい人柄の社員が多く、立場の垣根も感じること無く真剣に意見を聞いて向き合ってくれる、風通しの良い社風があります。キャリアアップのための制度も充実しているし、本当に数え切れないほどの仕事の種類があるので、きっと自分に合った環境で成長を実感できるはずです。安心して飛び込んできてください!
ONEDAY1日のスケジュール
- 9:00出社、メール確認
- 10:00テストキッチンでレシピの試作・撮影
- 13:00試食・片付け
- 14:00今日はちょっと遅めの昼休憩談
- 15:00レシピ修正・栄養価計算
- 16:00以前に作成したレシピ原稿の校正
- 16:30メール確認、明日の準備
- 17:30退社