Interview国分の社員たち
わたしの現在地
人の命に直結する、
食の流通の重みを知って
【営業】
PROFILE
新卒入社(エリアキャリア)
Notsu野津
国際文化学部 卒
国分フレッシュ・フードトランス株式会社
低温事業部 営業一課
2023年入社。体を動かすことが好きで、幼少期から学生時代にかけて器械体操や和太鼓、野球、テニスなどに打ち込んできた。美味しいものとお酒が大好きで、仕事の後や休日には会社の同僚や友人と外食に行くことが多いという。出張のときには先輩と連携し、現地のグルメチェックは欠かさない。
※所属部署・掲載内容は取材当時のものです
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入社前
雪山での危機的な経験から、
食の流通の大切さを痛感
食品卸業界を調べてみようと思ったのは、中学生の頃に食べ物が無くなる怖さを体験した自身の経験がきっかけでした。学校行事のスキー教室に参加した際、大雪でホテルから出ることができなくなって、一時的に雪山に隔離される状態になってしまったんです。いつ帰れるのかも分からない中、ホテルの非常食のパンをクラスメイトと分け合って凌ぎました。2泊だけの予定が5泊になり、6日目にようやく雪が収まって無事に帰ってくることができました。普段何気なく食べている食べ物は、いろんな人の手によって私たちの手元に届いていたんだということを実感する出来事でした。 食品業界に興味を持ってはいたものの、最初から卸を知っていたわけじゃありませんでした。いろんな企業を回る中で、魅力ある商品を多くのサプライヤーから仕入れて提案できる卸という業態を知り、面白そうだなと思いました。国分に決めた理由は、その歴史の長さですね。300年以上も続いている企業って、なかなか無いじゃないですか。たくさんの企業が競合しているマーケットで、無数にある選択肢の中から300年もの間、お客様に選ばれ続けてきたわけですよね。それは社是である「信用」を第一に、長い時間をかけて人や企業と関係性を築き上げてきたからこそだと思う。そんな国分の姿勢にも心惹かれるものがありました。
入社後は受発注の部署を1年経験した後、低温事業部の営業に配属されました。その名の通り、主に小売店に対して低温商品(日配品・惣菜・冷凍食品・冷菓・加工肉など)を供給する部署です。「こんな商品があるので売り出しませんか?」といった感じで新規商品を提案したり、得意先と一緒に新商品を開発することもあります。私は広域量販と呼ばれる全国展開のスーパーマーケットに向けて、日配品(毎日配送する賞味期限の短い商品)の中でも特に納豆や麺類、練り物などの和日配のカテゴリーを主に担当しています。
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初期配属
充実した研修制度で、
着実なスキルアップを
入社後の約1ヶ月半は、全体研修が行われます。ビジネスマナーやPCスキルのほか、国分が展開するさまざまな事業について、それぞれの事業部の方々が概要を説明してくれました。そこでざっくりとした全体像を掴んでから、初期配属先でそれぞれの研修に移ります。内容は部署によって異なりますが、私の場合は上司や先輩から仕事の進め方の基礎を教わったり、得意先の店舗に伺って販売実習に参加したりと、約半月にわたってより実践的な研修を受けました。その後はOJTに移行します。お取引の大きい得意先に対しては2〜3名のチームで担当するので、先輩の商談に同行してお客様との会話の仕方や見積作成などを学び、次第に一人で扱える商品のカテゴリーを増やしていく、という流れです。学生時代の友人たちに話を聞いてみても、国分の研修制度はかなり充実しているんじゃないかと思います。普段から公募研修と呼ばれる自由参加型の研修が開催されていて、営業研修など、豊富なラインナップが用意されています。自分がどんな仕事をしているかに関わらず、受講したい講座には自由に申し込むことが可能です。経験の浅いうちは自分が担当している範囲の中からでしか知識を得られないので、これらの研修を通じて新たな提案の手法やデータの利用方法など、国分が持っている膨大な資産を活用するための引き出しを増やすことができるのは魅力的ですね。
仕事をする上で意識しているのは、メリハリを大事にして休みたいときにはしっかり休むということ。食品卸は取引先の間に立つという性質上、忙しい日とそうでない日の波がどうしても出てきます。忙しいときには集中して働いて、それを抜けたらフレックス制度を活用して早く帰ることを徹底してます。やるべきことをちゃんとやっていれば、勤務時間のコントロールは個人の判断に委ねられている部分も大きいですね。
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現在
裁量も責任も大きい。
だからこそやりがいがある
私の担当業務の中で一番やりがいを感じられるのは、大手の得意先に向けて毎月実施している、プライベートブランド(PB)商品の開発提案です。得意先側でPBの売上を伸ばし事業の柱として強化していこうという動きがあるため、国分への期待値も非常に高い。受注できれば大きな売上となりますが、逆に失注すると逸失利益も大きい、責任重大な仕事です。だけどこの仕事は、既存の商品に縛られることなく新しい切り口から提案することができるので、自由度が高くて面白いんです。アイデアがまとまったらパートナーとなるメーカーを探すところから始まり、スペックや価格など、商品を構成するあらゆる要素を考えて提案することができます。もちろんその分、発想力や実行力が問われるので、難易度も高いのですが。
頭を悩ませたのは、こだわりと価格のバランスでした。PB商品として売るからには他社にはないこだわりが不可欠。だけど、こだわればこだわるほど価格が上がってしまう。上がった分のコストをどこで調整するか。商品の中身を変えずに量を減らしたり、量は変えずに具材の配合を変えたり、パッケージや物流を工夫したり……。さまざまな角度から検討を繰り返し、少しずつコストを削減して、こだわりを活かしつつベストな価格で出せるよう、原価を切り下げていきます。社内のメンバーやメーカーと協力し、何度も試行錯誤を繰り返すことで得意先にもご納得いただける最適解に辿り着き、無事に採用が決まったときは関係者みんなで大喜びでしたね。
やっぱり、自分が提案した商品がお店に入ると嬉しいです。店舗に行けばこの目で見ることができるので、やりがいの感じやすい仕事だと思いますね。達成感と同時に、売り場での陳列を見て「パッケージデザインをこう変えれば、もっと手に取りやすくなるかも」とか「商品のパッケージの色によっては、この売場では全然目立たないな」とか、すぐに次の課題が浮かんできてしまうんですが(笑)。この仕事を通じて、仕入れ先のメーカーから得意先にどう届くのかまで、広い視点で考えて提案することの大切さを学んでいます。上流と下流の間に立つ仕事だからこそ、双方のメリットとなるような商品の開発・提案を心がけていきたいですね。
THEME_04
これから
国分の強さは、
良いものは残しつつ、
変化を受け入れるしなやかさ
自身の生まれ育った環境から、食品業界を盛り上げていきたいという気持ちは常にありました。だけどコロナ禍や国際情勢の変化によって食品原料の価格は高騰し続け、それが消費者の方々にとっても深刻な問題となっています。だから私は将来、食料自給率の向上につながるような仕事に携わって、海外からの輸入に頼っている今の日本の現状を打開し、国内の産業を守ることに貢献したいんです。今はそのための第一歩として、当社が掲げる「和の国分」というテーマに基づき、国産の和日配をもっと広げていくための動きを取っています。和日配は地域性が強く、個性豊かな商品がたくさんある、魅力的なジャンルなんです。そのポテンシャルを最大限に引き出すことで、日本の一次産業を支えることへの足がかりにしていきたいですね。
国分に入社する前は、その歴史に裏付けられた信用に心惹かれる一方で、堅苦しさや旧態依然とした慣習などがあるのではという不安もありました。ですが入社してみると、軸となる部分は崩さずに良いものは残しながら、新しいものを取り入れるしなやかさを持ち合わせた、バランスの良い会社だということが分かりました。むしろ、この両極端のようにも見える性格を併せ持っているからこそ、度重なる市場やニーズの変化に対応し続けることができたのだろうと思います。国分がこれからも社会に必要とされる存在であり続けるためには、得意先やメーカー、そして消費者の皆様といかに信頼関係を築けるかが大切だと感じています。そして国分には、そのために力を尽くして豊かな暮らしに貢献する、誠実で温かい人たちがたくさんいます。食品卸は、人々の生活になくてはならない食を支える仕事です。強い信念を持ち、人と人とのつながりを大切にする職場で、ともに食の未来を支えていくために前進していきましょう!
ONEDAYとある1日のスケジュール
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出社、打ち合わせ準備
フレックスで早めに出社してメールチェックやタスク整理を済ませたら、早速この後の打ち合わせの準備に着手。これから初めてお付き合いをするメーカーが来社して、新商品に関する商談をする予定です。資料の用意や会議室のセッティングなどを行います。
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新規メーカーとの商談(商品の確認・試食)
今後のお取引に向けて、まず双方の自己紹介。メーカーの商品を試食しながら、得意分野や製造工程などの説明を受けます。その後は得意先に関する説明をしながら、どのように提案していくか、どんな形態で納品してほしいのか、といった要望を一つずつ丁寧に伝え、認識を合わせたところで今日の打ち合わせは終わりです。
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社食で部署のメンバーとランチ
ランチはいつも社員食堂を利用しています。お手頃なうえ、チームのメンバーと一緒に行くことが多いのでワイワイと話しながら午後に向けてリフレッシュできますね。ふとした情報交換が思わぬ仕事のヒントにつながることもあって、大事な時間です。
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得意先に提出する資料の作成
商品の提案資料は、得意先によって形式が決まっていることが多いです。必要な情報を順番に記入していき、見積を出します。この時間は完全にデスクワークですが、この後はいよいよ得意先のオフィスを訪問します。
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得意先のオフィスで商談
私が担当している得意先のオフィスは少し離れた場所にあるので、訪問には電車+徒歩で1時間ほどかかります。商談時は、 売りたいという気持ちが先走らないよう、得意先にメリットとなるような提案を心がけています。いつ、どんなものが欲しいのかを正しく聞き出し、最も効果的な売り出し時期を得意先と詰めて、売上効果を最大化できるような提案をします。
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商談を終え、直帰
無事に商談が終わったら、その日のうちに内容を簡単に整理し、今日の仕事は終了。会社まで遠いので、そのまま直帰します。帰り道、気になっていた居酒屋に寄り道してみようかな。