Interview国分の社員たち
わたしの職務経歴書
人をつなぐ架け橋として
商品開発を成功へ導く
【営業】
PROFILE
新卒入社(グループキャリア)
Hayashi林
経済学部 卒
国分グループ本社株式会社
フードサービス事業部 第一営業部 外食一課
学生時代に始めたライフセービングの活動で人の命や暮らしに寄り添うことの大切さを知る。国分グループ本社には2016年に新卒入社。マーケティングや給食・介護業態への営業など、複数の部署を経験して今に至る。仕事を終えた後に同僚たちと飲むお酒が好きで、仕事への想いから熱い議論を交わすこともあるという。
※所属部署・掲載内容は取材当時のものです
CHAPTER_01
命を救う仕事を通じて感じた、
人に身近であることの大切さ
大学時代、ライフセービングという活動をやっていたんです。海で事故を防ぐための監視や救助を行う仕事ですね。この経験を通じてさまざまな人と関わる中で、「人にとって身近であること」の大切さを肌で感じ、自然とそれが就活の軸にもなりました。志望する業界も食品・日用品・銀行など、人の暮らしに近いものばかりでしたね。ライフセービングは自分自身も命の危険にさらされることがあるため、強い体づくりが非常に重要でした。
日々の食生活が、体づくりを支える。ゆえに食に対する特別な意識はあったと思います。そのせいか、内定をいただいた企業は、食品メーカーか食品卸のどちらかでした。メーカーは自社の商品しか扱えない代わりに、そのブランドをずっと育てていくことができる。
一方で卸はメーカーほどのブランド力がない代わりに、取り扱える商材が膨大にある。それぞれのメリット・デメリットを自分の価値観に照らし合わせて検討した結果、特定の商品だけでなく無限にある商品をコーディネートした企画や提案ができる、その商売の形に魅力を感じて食品卸に絞りました。中でも国分は日本トップクラスの取扱品目を誇り、競合他社に比べて得意先・メーカーの数も圧倒的に多かったので、どんな部署に配属されても面白い仕事ができる、自身の成長につながると思って入社を決めました。
CHAPTER_02
若手の意欲を伸ばす風土が、
国分の収益を支える
社内はすごくオープンな雰囲気で、誰とでも接しやすいフランクな環境だと思います。入社前は300年以上続く会社という老舗のイメージが強く、気難しいベテラン社員ばかりで若い人は少ないんだろうと思っていたんです。ですが実際には若手もたくさんいて、特に僕の部署は若手の層が厚く「こんなことをやりたい」という意見をベテラン社員が後押ししてくれる。ゴールさえズレていなければ自分の出したアイデアにどんどんチャレンジできる、ポジティブな風土があると思います。同じフロアにたくさんの社員がいて、部署を越えたコミュニケーションが活発なのも良いところですね。
現在の部署に異動したのは2024年。フードサービス事業部は国分の中でも収益性の高い戦略領域に位置付けられる部署で、数ある得意先の中でも大口の企業を中心にお取引をしています。その中で私が担当するのは、主にレジャー系や交通インフラ系の企業に向けた商品提案やプライベートブランド(PB)品開発です。例えばレジャー施設内での店舗で提供するメニューや食材を提案したり、採用された商品を安定供給するために在庫の調整をしたり、PB品をメーカーと一緒に考えたり。得意先に選ばれる提案を作るためには、関係各所との連携が不可欠です。仕入先のメーカーと何度も話し合って提案のクオリティを上げ、マーケティング部と協力してトレンド分析を行い、適正在庫を維持して商品を遅延・欠品なく供給するために在庫管理担当者・物流部と調整するなど、会社や部署を越えたチームとして動いていく。ここでの卸売の営業とは、様々な部署やメーカーの架け橋的な存在になって案件をコーディネートしていく存在だと言えます。
CHAPTER_03
PB商品開発プロジェクトで気づく、
自分の本当の役割
私たちは卸売業なので、メーカーから商品を買って、得意先に販売する、というのが一番の仕事です。ですが得意先との信頼関係を強固にし、さらにビジネスを拡大していくためには、その一本槍のアプローチだけでは足りません。卸の強みを活かしながらも、新しい選択肢を提示していく必要がある。その一つが、商品開発です。僕がこの部署に来て最初に担当した大型案件は、得意先と協業して新たにPB品を開発するプロジェクトでした。
既製品だと「ここが足りない」「もっとこうしたい」といった得意先ならではの要望が出てきますが、PB商品であれば自分たちの理想の商品を提供できるようになります。そこで僕たちが食品卸として、その開発や製造、流通をサポートするわけです。この仕事の難しさは、どんな層をターゲットにするのか? 形状や味付けは? パッケージデザインは? コストは? というように、商品に関わることを全部やらなきゃいけないことです。さらに法令に基づいた一括表示の作成に必要なアレルゲン検査、栄養成分検査、賞味期限設定にあたっての菌検査など、品質管理面の対応も不可欠。卸売営業の枠を超えた、メーカーとしての機能が求められる仕事です。これまでに卸売×メーカーとしての価値が求められる仕事を経験したことがなかったので、とにかく勉強、勉強の日々でした。最初は案件の全体像がなかなか掴めなくて戸惑いましたね。膨大なタスクがある中で、自分が今どこにいて、いつまでに何をやらなきゃいけないのか、といったスケジュールがうまく整理できなかった。気付いたときにはもう遅くて、自分だけではもうどうにもならないくらいのピンチに陥っていました。今までに積み上げてきた自信にもヒビが入ったような感覚でしたね。でもそこで、「ああ、自分一人じゃ無理なんだ」って思えたんです。国分にはさまざまな分野のプロフェッショナルがいる。そうした方々を巻き込んでチームを作り、頼れるところは頼ればいい。自分の役割は一人だけで案件をやり切ることではなく、チームで最大の成果を発揮するためのコーディネーターになることなんだと、そこで明確に理解することができたんです。その後、多くの方の力を借りて、無事に得意先の求める水準のPB商品を提供することができました。
以前に所属していた給食・介護業態に向けた営業部署では、万人が好む一般的な味付けや必要な栄養を摂れるかが重視されており、それを365日確実に店舗まで配送することが一番のミッションでした。ですが今の業務は見た目に個性が問われます。求められる価値のベクトルがガラッと変わったんです。国分ならではの強みを出した提案を以前よりも顕著に求められるし、油断すると競合他社にどんどんパイを奪われてしまう。日々のコミュニケーション、スピードと質、そして提案活動。その総合力で日々勝負する緊張感に、面白さとやりがいを感じますね。
給食介護の営業として4年目を迎えた頃、新しいことにチャレンジしたいという希望を伝えていたのですが、まさか異動するとまでは思っていなくて(笑)。想像以上に刺激的なステージで自分自身の成長を感じられることに、最初こそ大変だったけど今では感謝しています。
CHAPTER_04
「自分で考える」ことを重視した人材育成
国分に入ってからは新入社員研修や公募研修(自由参加型の研修)などさまざまな研修を受講しましたが、一番印象に残っているのは米国流通視察研修ですね。最新の小売業を体感するという主旨でアメリカの大手スーパーをいくつも回って見学するんですが、店舗の規模が大きくて売場づくりも独特で、日本にはない感じがすごく面白かったし、現地のトレンドを感じられてめちゃくちゃ勉強になりました。当時の話ですが、飲料の売場に、大きなサイズと小さなサイズの炭酸飲料が並んでたんです。値段を見ると、小さな方が高いんですよ。何で? って聞いたら、小さなほうが健康に良いからだと言われて。つまり「健康を買っている」分の値段が上乗せされているんだそうです。けっこう衝撃で、自分の中の常識が打ち砕かれるような気持ちになりました。
入社してから年数も重ねてきたので、今は教わるよりも教える立場に変わりましたね。人に教えるのは、仕事を覚えるのと全然違った難しさがありますが、上司や先輩方の姿勢を見習って、後輩の意見を尊重して意欲を削がないようにすることを意識しています。もちろん完全に放任するわけではなく、後輩が目指すべきゴールを見誤っていないかどうかはしっかりと注視する。例えば得意先から「こんな商品が欲しい」という相談があったとします。ですが実際には、価格重視だったり味やオペレーション重視だったり、得意先によって求めている条件は違うんです。それを汲み取りきれていないときはちゃんと指摘しますが、逆に言えば、本質さえ正しく見極められていればゴールへのアプローチ方法には一切口出しはしません。「自分で考える」ことを重視して、本人の裁量に委ねるようにしています。
CHAPTER_05
徹底的に向き合うからこそ
自分の言葉で自分を語れるようになる
できることが増えていくと今以上にやりたいことが出てくるんだろうなと、自分自身の今後の成長が楽しみです。変わらず業務用の食品に携わりながら、営業だけにこだわらず、マーケティングなどの違う仕事にも挑戦したい。マネジメントにも興味があるので、10年以内には管理職として広い視点から戦略を立て、今の部署を引っ張っていけるような存在になれたらいいなと思ってます。
自分の就活を振り返った上で就活生の皆さんに伝えたいのは、とにかく手間と時間をかけることが大事、ということですね。エントリーシート一つ取っても、僕の場合は何時間もかけて、時には徹夜して書いていたし、自己分析でも自分の強みや短所と徹底的に向き合っていました。そうすると上辺だけじゃなくて、次第に自分の言葉で自分を語れるようになる。これまでの人生で華やかな実績やインパクトのある経験が無かったとしても、面接で聞かれたことに自信を持って答えることができるようになると思うんです。そういう言葉って、やっぱり手間と時間をかけたからこそ自然と湧き出てくるものだと思うので、納得のいく就活をするためにもとても大切なことだと思います。
国分という会社の大きな特徴は、これだけの規模を誇りながらも非上場で独立系企業なので、株主や親会社に干渉されることがないという点です。長い歴史と盤石な経営基盤があるからこそ、会社の方針やスタンスが一貫していてブレがない。部署ごとの裁量も大きいので、必然的に社員一人ひとりの裁量も大きくなっていきます。若手のうちから自分の考えで案件を進めることができるのは成長にもつながるし、何より楽しんで仕事ができる。そこが僕にとっての国分のオススメポイントですね。夢中になれる仕事がしたい、食のインフラを支えたい、どんな部署でも自分らしく頑張りたい――そんな熱い想いを持った皆さんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています!
ONEDAY1日のスケジュール
- 9:00得意先の近くのサテライトオフィスで
リモートワーク開始 - 10:00得意先へ訪問し、商談
- 12:00昼休み
- 13:00オフィスへ帰社し、
社内で在庫関連のミーティング - 16:00仕入先との商談
- 18:00得意先の収益確認や商談整理、
次回提案に向けた準備 - 19:30退社