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「新モーダルシフト」実証実験に参画

2026年10月 8日

― 物流2024年問題やドライバー不足に対応 ―
国分北海道、「新モーダルシフト」実証実験に参画

国分北海道株式会社〔本社:北海道札幌市、代表取締役社長執行役員:諏訪勝巳〕は、日本貨物鉄道株式会社北海道支社および北海道とともに構成する「北海道『新モーダルシフト』推進協議会」に参画し、鉄道を活用した新たな輸送モデルの実証実験に取り組み、2026年9月28日 (月) から第一回目の実証実験を開始しましたのでお知らせいたします。

新モーダルシフト実証実験1
新モーダルシフト実証実験2

実証実験の背景と目的

北海道は広大な面積に都市・生産地・消費地が分散しており、道内各地で消費される加工食品、酒類、飲料、日用品などの生活必需品は、主に札幌圏の物流拠点から長距離トラック輸送にて運ばれています。しかし、トラックドライバーの時間外労働規制(物流2024年問題)や高齢化・人手不足、各種コストの上昇により、従来の長距離トラック輸送の維持が困難になりつつあります。
特に札幌から北見・釧路方面への輸送は負担が大きく、将来的な供給網への影響が懸念されています。こうした課題に対し、トラック輸送への過度な依存を緩和し、鉄道貨物輸送を活用した新たな輸送モデルの確立に向けて、実証事業を実施いたしました。

取り組みの特徴(新モーダルシフトのポイント)

従来の貨物鉄道輸送は「少品種・大ロット」の利用が中心でしたが、本取り組みでは以下の手法を取り入れた新たな輸送モデルを検証しています。

1. 多品種・小ロット・パレット単位の混載輸送

生産地(北見・釧路方面)へ戻る空コンテナの回送余力を活用し、加工食品、酒類、飲料、日用品などの生活必需品をパレット単位で集荷・混載して輸送します。

2. ミルクラン方式(共同集配)の導入

発駅側(札幌)において、複数の荷主・物流拠点を巡回して集荷する「ミルクラン方式」を実施し、着駅側(北見・釧路)でも同様の巡回配送や資材回収(パレット・養生資材)を行います。

3. 中小荷主・トラック事業者への選択肢の拡大

複雑な荷扱いルールやコスト面のハードルを解消し、中小企業にとっても日常的な輸送手段として利用しやすい標準モデル化を目指します。

実証事業の概要

実施主体

北海道「新モーダルシフト」推進協議会
(日本貨物鉄道(株)北海道支社、北海道、国分北海道(株))

実施期間

第1クール:2026年9月28日 (月)〜10月3日 (土)

  • 9月29日 (火) に札幌貨物ターミナル駅にて第1回実証の積み替え・発送作業を実施

第2クール:調整中

  • 10月末以降を予定

実施区間

札幌貨物ターミナル駅 〜 北見駅・釧路貨物駅方面

当社輸送品目

加工食品、酒類、飲料、日用品

参加荷主(主な6社)

国分北海道(株)、セイコーフレッシュフーズ(株)、(株)ジャストカーゴ、サッポログループ物流(株)、幸楽輸送(株)、(株)ベスト・ロジスティクス・パートナーズ

今後の展開

実証事業終了後は、輸送実績、作業時間、リードタイム、積載効率、コスト、CO2削減効果などを検証・分析し、社会実装に向けた課題整理を行ってまいります。

国分北海道(株)は、食の流通を担う企業として、道内各地への生活必需品の安定供給体制を維持・強化するとともに、環境負荷の低減や持続可能な物流体制の構築に貢献してまいります。