• 会社を知る

    国分が300年大切にしていること

    3分でわかる食品卸

    国分の人を育てる環境

    国分の挑戦

  • 仕事を知る

    国分の仕事と職種

    社員インタビューINDEX

  • キャリアを知る

    キャリアインタビュー 01

    キャリアインタビュー 02

    キャリアインタビュー 03

  • エリアを知る

  • 社風を知る

    社員に聞いた!国分自慢

    新入社員Q&A

  • 国分の採用を知る

    国分グループでの働き方

    採用の流れと募集要項

    採用メッセージ

その他新規事業

INTERVIEW

購入型クラウドファンディングで


全国に眠るこだわりの逸品を紹介

国分グループ本社株式会社
商品開発部
2009年入社

PROFILE

幼少期から運動やスポーツが好きで体育大学へ進学。身体を動かす資本は「食」にありと考え国分に入社。入社3年目から6年間にわたってオリジナルブランドK&Kの商品開発に携わり、現在はB to Cサイト「食と酒の未来勘所(みらいつぼ)」、「SUIZEN」の運営を担当する。子どもに甘い3児の父。

入社後から現在までのキャリアを教えてください。

入社後は、国分九州支社(現:国分九州)に配属されました。当時は3年間にわたってさまざまな部署、仕事を経験するジョブローテーション制度があり、経理、受発注、販売促進、営業補佐などを経験しました。タイミングよく、博多阪急のテナント立ち上げにも関わることができました。その後、マーケティング開発部開発一課に異動となり、そこで約6年間にわたって国分のオリジナルブランドであるK&Kの商品開発に携わることに。輸入果実缶詰、国産農産・水産缶詰、缶つま、フリーズドライスープ、フローズンチルド商品などを担当しました。私にとってもっとも思い入れの深い商品が缶つまです。3年間で60品目ほどの新商品を開発しましたが、なかでもスモークシリーズはヒット商品となりました。国分は自社工場を保有していないため、原則、製造メーカーへ委託していますが、市場調査からコンセプトづくり、原料の確保、味の決定、パッケージデザインの決定、製造工程監査、製造・在庫スケジュール管理までを担当し、商品開発の楽しさと難しさを存分に味わうことができました。

どのような業務を担当されているのでしょう?

近年、国分では「食」の新たな提供の形としてECに力を入れています。そのひとつがギフト・EC開発課の運営するB to Cサイト「食と酒の未来勘所」と「SUIZEN」です。私は両サイトの仕組みづくりや運営、商品発掘などに関わってきました。現在は、産地直送のこだわり食材・酒を販売する「SUIZEN」を後任に任せ、私は購入型クラウドファンディングサイト「食と酒の未来勘所」の運営に力を注いでいます。
購入型とは、リターンとしてモノやサービスが提供されるクラウドファンディングのことで、支援者(購入者)はプロジェクトでしか得ることができない、特別な商品を購入できることが特色です。「食と酒の未来勘所」は世界各国・全国各地から選りすぐったこだわりの逸品だけを紹介しており、私たちも多くの人々に大量販売するのではなく、少量でもこだわりに共感してもらえる商品を提供し、その魅力を人々に知ってもらうことを目的としています。

「食と酒の未来勘所(みらいつぼ)」の運営について詳しく教えてください。

商品登録やマスター登録、こだわりを伝えるコンテンツ作りやサイトデザイン、認知拡大施策の立案・実行など、業務内容は多岐にわたりますが、なかでも重要なのが出品する商品(プロジェクト)の開拓です。全国のエリアカンパニーや私個人のネットワークから「面白い商品がある」との情報が入れば直ちに連絡を取り、「食と酒の未来勘所」で取り上げるべき商品かどうかを自分の目で確認します。プロジェクト掲載が決定すれば、その商品・サービスの特色をどう伝えるかを生産者とともに考えコンテンツ作成を進めます。最近では私個人のネットワークから、海外リゾート地でしか販売していない現地スタイルでのスイーツや、エリアカンパニーからの紹介で、珍しい熟成豚肉のプロジェクトを発掘しました。このように 「食と酒の未来勘所」で“知る人ぞ知る”各地の逸品を全国に紹介して生産者を支援することで、国分は食の未来をさらに豊かにすることに貢献しているのです。

現在の仕事のどのようなところにやりがい、面白みを感じますか?

B to Cサイトの運営は私にとってこれまで経験をしたことのない業務でした。そのため当初は先輩社員や取引先の方々の助けを借りたり、ウェブ解析士の資格を取得したりするなど、必要な知識の習得には苦労しました。しかし「食と酒の未来勘所」で紹介するプロジェクトは、どれも生産量の少ないこだわりの逸品であり、通常の卸営業では出会うことができなかった生産者の方々と接点を持つことができます。手間ひまをかけてつくりあげた商品やサービス、そこに込められた生産者の思いに触れられることが、私にとって大きな喜びであり、サイト運営の大きなモチベーションになっています。B to Cサイトの運営に携わっていると、国分にはまだまだ手付かずの可能性が残されていると感じますし、将来は、これまでに経験した商品開発やEC事業の経験を生かし、スポーツや健康に関する分野の新たなビジネスモデルへの取組や、産学連携などにも挑戦したいと考えています。

私がむすんだ〇〇〇

「喜び」

九州支社時代に培った人脈からの情報で、鹿児島の奄美大島の飯米をサイトで取り上げ、初めて島外へ出荷。3kg4,500円という評価で販売しました。販売経路の開拓と非常に高い価格での評価は自信につながった、と生産者に喜ばれたことが、私の喜びでした。

あなたにとって国分とは?

学びの場所です。国分にはさまざまな部門・職種があり、つねに新しいことを学ぶ必要があります。また取引先のメーカーや生産者にはそれぞれに特色や独自のノウハウがあり、それらを知り、理解することも大切な業務です。日々仕事を通して学び続けられる場所、それが国分です。

国分に入社してよかったこと

事業の安定性や組織体制が確立されていることでしょうか。例えば外食の需要減を中食の需要増で相殺するなど、どこかが凹んでも、どこかでバックアップできる強みがあります。家族を養う責任を負う身にとって、国分の強靭な体質は大きな安心材料です。

インタビュー一覧へ戻る