• 会社を知る

    国分が300年大切にしていること

    3分でわかる食品卸

    国分の人を育てる環境

    国分の挑戦

  • 仕事を知る

    国分の仕事と職種

    社員インタビューINDEX

  • キャリアを知る

    キャリアインタビュー 01

    キャリアインタビュー 02

    キャリアインタビュー 03

  • エリアを知る

  • 社風を知る

    社員に聞いた!国分自慢

    新入社員Q&A

  • 国分の採用を知る

    国分グループでの働き方

    採用の流れと募集要項

    採用メッセージ

マーケティング

INTERVIEW

データを分析し、ニーズを把握。


販売促進に向けたストーリーを描く

国分グループ本社株式会社
マーケティング部
2018年入社

PROFILE

就職活動時には人にとって大切な場面に携わる仕事をしたいと感じ、食を通して人に楽しい時間を提供できる食品業界に着目。大学時代にマーケティングを専攻したことから、「食のマーケティングカンパニー」を掲げる国分に興味を持った。面接での雰囲気も自分に合っていると感じ入社を決める。入社後、国分北海道札幌業務センター受注課に配属。2019年より現職。休日はさまざまな食材を使った料理に挑戦中。

現在の仕事内容を教えてください。

マーケティング部では、販促企画のコンテンツ作成、マーケティング関連での国分グループ各社の連携強化推進、デジタルサイネージ等を活用したデジタルマーケティングなどを担っており、私はコンテンツ作成を担当しています。主な業務はPOS※などの売上情報を分析し、得意先の販売促進につながる企画を国分社内の担当者に向けて発信することです。たとえば、売上が好調な商品があれば、なぜ売れているのか背景を整理して社内に発信し、さらなる販売数の拡大に向けてサポートします。データを使うだけではなく、ボジョレー・ヌーヴォー解禁の時期にはワインと共に楽しむ食材をテーマにした企画を立案するなど、季節の歳時や行事ごとの提案も行っています。また、商談の際のコミュニケーションツールとなるよう、今注目すべきトレンド情報を集めた情報誌を制作し提供しています。私たちの仕事には決まった得意先がないため、ターゲットを絞らず幅広い切り口から企画を考える必要があります。

※POS(販売時点情報管理):小売業で商品の売上実績を支払い時点で集計すること

苦労した、壁にぶつかった経験はありますか。それをどのように乗り越えましたか。

販促企画は大きく分けて、日常的に活用できる「スキマ企画」と歳時などをターゲットに行う「ハレの日企画」の2パターンがあります。いずれも重要ですが、やはり「ハレの日企画」は力が入ります。その中で、私は近年多くの人出があり消費も活発するハロウィンに注目しました。過去のハロウィンのデータを分析し、商品の売上動向や購買層等を把握しようと試みましたが、「ハロウィンならでは」のポイントが見つかりませんでした。企画が行き詰まる中、見方を変えて比較する対象を過去のハロウィンではなく、「母の日」や「クリスマス」など他の行事にしました。すると、「ハロウィンならでは」の傾向としてピザやグラタンなどカジュアルなメニューが好まれていることがわかりました。さらに、その中でもシチューはハロウィンで食される指数が年々上がっていたんです。そこで、「ハロウィンにシチュー」という新しい切り口で、子ども向け・大人向けなど、さまざまな提案が実現しました。

現在の仕事のどのようなところにやりがい、面白みを感じますか?

ハロウィン企画がそうだったように、新しく発見した事実から今までにない提案ができる点にマーケティングの仕事の面白みを感じます。データを分析していくと、たとえば「ひな祭り」では、混ぜるだけ・冷やすだけといった、小さな子どもでも手軽に作れるデザートの材料の売上が伸びているという発見がありました。その事実があるから、簡単に作れるデザートにフォーカスした、新しい企画へ展開が可能となります。企画立案において重要なことは、裏付けです。単なる思いつきでは、社内の担当者はもちろん、得意先の理解・納得は得られません。したがって、POS以外にも、多彩な情報を収集し、確固とした企画の裏付けをとることを心掛けています。私は、販売促進の企画立案は、ストーリーの起承転結を描くことに似ていると思います。明確な正解がない中で、一連のストーリーを組み立てていく。それが社内や得意先の理解を得て採用されたとき、やりがいを実感します。

働く場としての国分の魅力と、ここで今後挑戦していきたいことを教えてください。

国分の魅力は、新人からベテランまで、立場に関係なく意見を発信できることです。意見に対してしっかりと耳を傾けてくださるので、私のようにまだ経験が浅くても、企画内容について遠慮なく言える環境があります。今の仕事はチームで動いていますが、企画を任せられて行き詰まることも少なくありません。しかし、上司は「困ったらいつでも相談に乗る」と言ってくださいますし、課題や悩みはメンバーで共有する風土がありますから、どんな些細なことでも相談できます。入社から今まで、社内で怒鳴っている人を一度も見たことがないのは、国分の社風を象徴することの一つだと思います。現在、私は加工食品全般の企画を幅広く担当していますが、今後は、温度帯の違う商品や外食業態、または決まった得意先だったりと、一定の分野に特化した企画にも挑戦したいと考えています。将来的には、社会情勢の変化に応じた、マクロ的かつ長期的な視点でのマーケティングにも携わりたいです。

私がむすんだ〇〇〇

「情報」

担当しているトレンド情報誌では、食品に限らず幅広い情報を紹介しています。その中で、個々人が不足している栄養素を測定できるサービスについて掲載したところ、それを読んだ得意先が興味を持ってくださり、同様のサービスを提供する企業をご紹介するきっかけになりました。自分が発信した情報が得意先を結び、ひいては消費者を結ぶことを実感しました。

あなたにとって国分とは?

「人と人が食を通じて楽しく過ごす時間を一緒につくる仲間」が集っている場です。食は人と人をつなげる存在であると思います。同じ人生を生きるのなら楽しい方がいいでしょう。ですから、私は食を通じて人がつながり、交流することで楽しい時間を過ごすお手伝いをしたいと思っています。それを仲間とともに実践できる場が国分です。

国分に入社してよかったこと

地方・地域の商材を数多く取り扱っており、日本各地の食や文化に対する知識を得られることです。また国分では、1人1人の意見を大切にしてもらえるのですが、言い換えれば自分の意見を自分の言葉で発信することが常に求められるとも言えます。考えをまとめ意見として発信することは大変ですが、そうした時間を過ごす中で、着実に成長している実感を得たとき、この会社に入社して良かったと思いました。

インタビュー一覧へ戻る